10の職場図鑑
厚生労働省の統計が就業場所として数えている区分を、人数の多い順に並べたものです。人数は令和6(2024)年末現在の実人員で、就業看護師の総数は1,363,142人。求人サイトでは同じ大きさに見える選択肢が、実際には何人ぶんの枠なのかをここで先に見られます。
| 職場 | 働いている看護師 | 割合 | 常勤換算の比 | 夜勤 |
|---|---|---|---|---|
| 病院 | 895,944人 | 65.7% | 95.7% | あり |
| 診療所(クリニック) | 194,665人 | 14.3% | 81.2% | 職場による |
| 介護保険施設 | 107,984人 | 7.9% | 82.3% | 職場による |
| 訪問看護 | 91,022人 | 6.7% | 86.9% | オンコール |
| 社会福祉施設 | 28,093人 | 2.1% | 83.3% | 職場による |
| 学校・研究機関 | 16,790人 | 1.2% | 95.9% | なし |
| その他(治験など) | 11,750人 | 0.9% | 83.9% | なし |
| 行政(公務員) | 10,795人 | 0.8% | 64.9% | なし |
| 事業所(産業看護) | 5,879人 | 0.4% | 84.7% | なし |
| 助産所 | 220人 | 0% | 71.4% | あり |
人数の出典は厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」表2。「常勤換算の比」は、常勤換算数 ÷ 実人員。100%に近いほど常勤で働いている人が多く、低いほど短時間で働いている人が多いことを表します。この列だけは公表値ではなく、表2の2つの列を割ったものです。
それぞれのページ
- 病院就業看護師の3人に2人が働いている、いちばん大きな受け皿
- 診療所(クリニック)入院設備が無いか19床以下。夜勤の有無は「有床か無床か」で決まる
- 介護保険施設「介護施設」とひとくくりにされるが、特養と老健で看護職員の数が3倍違う
- 訪問看護利用者の家に1人で行く。事業所の数がこの13年で3倍に増えている
- 社会福祉施設障害者支援施設・児童福祉施設・保育所など。介護保険の外側にある福祉の場
- 学校・研究機関看護学校の教員や、大学・研究機関で働く看護師
- その他(治験など)治験コーディネーター、企業の健診センター、コールセンターなど
- 行政(公務員)自治体に雇われて働く。多いのは市区町村で、看護師では8,035人
- 事業所(産業看護)いわゆる産業看護師。全国で5,879人しかおらず、法律に置く義務が無い
- 助産所看護師としては全国で220人。ほとんどが助産師の職場
「病棟」「オペ室」「ICU」がこの表に無い理由
それらは就業場所ではなく、病院の中の配属先だからです。統計が数えているのは勤め先までで、配属先ごとに全国で何人いるかを数えた公的な統計はありません。人数の裏付けがあるものと無いものを同じ表に混ぜると、どちらも同じ確からしさに見えてしまうので分けてあります。配属先の違いは病院の中の配属先にまとめました。
どの職場が自分の答えに近いかは、20問の診断で並べられます。
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