数字で見る看護師の職場
出典はすべて厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」 (令和7年7月29日公表・令和6(2024)年末現在)。公表されている数字と割合をそのまま載せています。このサイトが作り直した数字にはその旨を書いてあります。
どこで働いているか
- 病院895,944人 ・ 65.7%
- 診療所(クリニック)194,665人 ・ 14.3%
- 介護保険施設107,984人 ・ 7.9%
- 訪問看護91,022人 ・ 6.7%
- 社会福祉施設28,093人 ・ 2.1%
- 学校・研究機関16,790人 ・ 1.2%
- その他(治験など)11,750人 ・ 0.9%
- 行政(公務員)10,795人 ・ 0.8%
- 事業所(産業看護)5,879人 ・ 0.4%
- 助産所220人 ・ 0%
帯の幅は構成割合そのままです。0.4%の事業所と0.0%の助産所は、帯が読めなくならないよう最低幅を持たせてあります。
看護師の職場と、保健師の職場は違う
「産業看護師になりたい」「保健所で働きたい」と考えたとき、最初に見ておくとよい数字です。同じ就業場所でも、看護師にとっての位置づけと保健師にとっての位置づけが逆転します。就業保健師の総数は63,536人で、看護師(1,363,142人)よりはるかに少ないのにいないのに(約21分の1)、市区町村では保健師のほうが4倍多く働いています。
| 就業場所 | 看護師 | 看護師の中の割合 | 保健師 | 保健師の中の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 病院 | 895,944人 | 65.7% | 3,987人 | 6.3% |
| 診療所 | 194,665人 | 14.3% | 2,990人 | 4.7% |
| 訪問看護ステーション | 91,022人 | 6.7% | 451人 | 0.7% |
| 市区町村 | 8,035人 | 0.6% | 33,217人 | 52.3% |
| 保健所 | 1,555人 | 0.1% | 9,623人 | 15.1% |
| 事業所 | 5,879人 | 0.4% | 5,045人 | 7.9% |
雇用の形
- 正規雇用1,115,543人 ・ 81.8%
- 非正規雇用242,085人 ・ 17.8%
- 派遣5,514人 ・ 0.4%
派遣として働いている看護師は5,514人・0.4%です。派遣や単発の働き方を紹介する記事は多くありますが、全体で見ればごく少数派だということは知っておいてよい数字です。少数派だから選ぶべきでない、という意味ではありません。
年齢の分布
- 25歳未満112,853人 (8.3%)
- 25〜29歳177,515人 (13%)
- 30〜34歳147,911人 (10.9%)
- 35〜39歳139,445人 (10.2%)
- 40〜44歳162,129人 (11.9%)
- 45〜49歳186,529人 (13.7%)
- 50〜54歳164,077人 (12%)
- 55〜59歳129,202人 (9.5%)
- 60〜64歳84,049人 (6.2%)
- 65歳以上59,432人 (4.4%)
いちばん多いのは45〜49歳の186,529人(13.7%)です。 40歳以上が合わせて785,418人で、全体の57.6%を占めます (この合計と割合だけは、公表されている階級の数字を当サイトが足したものです)。職場を変えるのは若い人だけの話ではない、という数字でもあります。
10年の推移
- 平成26年(2014)1,086,779人
- 平成28年(2016)1,149,397人
- 平成30年(2018)1,218,606人
- 令和2年(2020)1,280,911人
- 令和4年(2022)1,311,687人
- 令和6年(2024)1,363,142人
就業看護師は隔年の調査のたびに増え続けており、10年で 276,363人増えました(この差だけは当サイトが引き算したものです)。一方で准看護師は令和4年から21,307人(8.4%)減っています。
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